ワンダリングナイト（2002年生、母ノーザンソフィア）

ワンダリングナイト（2002年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「さまよう騎士」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したノーザンソフィアが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方13戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月18日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

3歳（2005年）

1月8日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月4日、中5週で迎えた8戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグリーンヒルガールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックオーメンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョウテンベガを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で須田英之騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で須田英之騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で須田英之騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で須田英之騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で須田英之騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。