ブルーロワイヤル（2019年生、母アナスタシアブルー）

ブルーロワイヤル（2019年4月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「王室の、高貴な青(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時18歳）と交配したアナスタシアブルーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月4日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月21日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

3歳（2022年）

7月17日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のキセキノエンジェルに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のオメガデラックスに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

12月28日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスのフォーチュンカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田大和騎手（3戦2勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のリカンカブールに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2023年）

1月14日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの壇之浦ステークス（小倉芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で角田大和騎手（4戦3勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

4月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上3勝クラスの美浦ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田大和騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

5月27日、中7週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの桃山ステークス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田大和騎手（6戦3勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に敗れた。

7月29日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのSTV賞（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で角田大和騎手（7戦3勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

11月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの比叡ステークス（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。