アグネスシャレード（1984年生、母アグネスレディー）

Agnes Charade

1984.05.06

アグネスシャレード（1984年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時14歳）と交配したアグネスレディーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。1987年のエルフィンステークス(オープン 牝)で2着に入った他、1987年のKBS京都紅梅賞(オープン 牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

長浜彦三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

10月5日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハギノスバルをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳400万下のりんどう賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるオカノアスティーを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1987年）

1月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたルーペナイト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都芝1400m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。