ストライプ（2018年生、母グレイスフラワー）

ストライプ（2018年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「縞」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したグレイスフラワーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。2020年の京王杯2歳ステークス(G2)で4着に入った他、2021年のクロッカスステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月15日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は500kg。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが甘くなり、6着に終わった。

10月11日、中7週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセリシアに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦1勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着に入った。

3歳（2021年）

1月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のレガトゥスに1馬身1/4の差をつけて優勝

4月11日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって17着に終わった。

5歳（2023年）

1月29日、約20か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの節分ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

2023年3月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。