フラワーオーカン（1999年生、母ウエストオブコディ）

フラワーオーカン（1999年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時7歳）と交配したウエストオブコディが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害1戦0勝、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、宮内牧場によって840万円で落札された。

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

7月13日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は526kg。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

10月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラージオから6馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2003年）

4月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月12日、連闘で迎えた6戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のレオアピールに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

10月18日、中6週で迎えた12戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月27日、中5週で迎えた14戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシュリケンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2004年）

1月14日、中2週で迎えた15戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた16戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のレフレオンに3馬身の差をつけて制した。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったウェディングマーチから1馬身半差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた19戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。