ロイヤルボランチ（2000年生、母トウシヨウフオモサ）

ロイヤルボランチ（2000年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋サッカー用語（ポルトガル語でハンドル）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時7歳）と交配したトウシヨウフオモサが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は市来昭。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、乾皆雄から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、西村新一郎によって372.75万円で落札された。

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

8月17日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた2戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月7日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3歳（2003年）

1月14日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のノカイドウ特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナントウフォエバーから半馬身差の2着となった。

5月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリシマラッキーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中2週で迎えた10戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月29日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。