エフケーアトラス（2001年生、母ニットウキャロル）
F K Atlas
2001.03.24
エフケーアトラス（2001年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時22歳）と交配したニットウキャロルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日東牧場。戦績は、地方38戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、日東牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
八木仁厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（2003年）
7月20日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は495kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。
9月18日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。
10月27日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
11月13日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るビバスキーを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。
12月18日、中4週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
3歳（2004年）
1月2日、中1週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
2月3日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。
2月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンディルートを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って制した。
3月31日、中4週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
4月26日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。
5月18日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。
6月7日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
4歳（2005年）
3月31日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。
4月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。
5月23日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。
6月15日、中2週で迎えた17戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
7月5日、中2週で迎えた18戦目は、渚特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
7月30日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C2六 C3一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。
9月2日、中4週で迎えた20戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。
9月28日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。
10月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。
12月1日、中5週で迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。
5歳（2006年）
1月4日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。
2月10日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るニッポンダンジを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
3月10日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミラクルグリーンに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。
4月7日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。
6歳（2007年）
1月16日、約9か月半の休み明けで迎えた28戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
2月14日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3五（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。
3月21日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。
4月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。
4月25日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた32戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋哲也騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。
5月1日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた33戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高橋哲也騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。
5月30日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた34戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋哲也騎手（13戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
6月20日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋哲也騎手（14戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したアイシーイーグルにハナ差届かず2着となった。
7月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3十1112（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で高橋哲也騎手（15戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で高橋哲也騎手（16戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。
10月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた38戦目は、一般C3六七（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で高橋哲也騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。