イエローラベンダー（2012年生、母コパノオマモリ）

イエローラベンダー（2012年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄色＋ラベンダー」。毛色は鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時10歳）と交配したコパノオマモリが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

2歳のとき、千代田牧場から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月20日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は垂れてしまい18着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2015年）

3月1日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

4月19日、中6週で迎えた4戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月28日、中7週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 44（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったカガハリウッドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4歳（2016年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月20日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月28日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で真島正徳騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 39（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で真島正徳騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で真島正徳騎手（14戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず3着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で真島正徳騎手（15戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で真島正徳騎手（16戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で真島正徳騎手（17戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ノクティルカに交わされて1馬身差の2着となった。