ロータリーフローラ（1990年生、母ロータリームスメ）
Rotary Flora
1990.05.11
ロータリーフローラ（1990年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時11歳）と交配したロータリームスメが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山口 修二。戦績は、中央平地25戦1勝2着1回、地方24戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1993年）
3月21日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
4月10日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。
4月24日、中1週で迎えた3戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。
5月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
6月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
6月27日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
7月31日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で水野貴広騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
8月21日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で水野貴広騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
9月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で水野貴広騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったアイビーシチーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
9月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で水野貴広騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のノーティーキッドをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
10月31日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。
12月5日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（9戦1勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。
12月25日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
4歳（1994年）
1月15日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（11戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。
1月30日、中1週で迎えた17戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。
2月19日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（12戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。
4月24日、中8週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（13戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。
5月15日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（14戦1勝）。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。
6月4日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（15戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（16戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
7月3日、中1週で迎えた23戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（17戦1勝）。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では伸びを欠き17着に終わった。
11月23日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般B1 B2-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5歳（1995年）
1月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般B1 B2-2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルカイザーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
1月12日、連闘で迎えた29戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で工藤勉騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
1月24日、中1週で迎えた30戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、J・Tチャレンジカップ（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月15日、中2週で迎えた31戦目は、三浦讓二騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月8日、中2週で迎えた32戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月21日、中1週で迎えた33戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月20日、中3週で迎えた34戦目は、一般B1 B2-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロータリーブーケから3/4馬身差の2着に敗北した。
5月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイティーンウェイから2馬身半差の2着となった。
5月23日、中2週で迎えた36戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月18日、中3週で迎えた37戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイムソウをクビ差制して勝利を手中に収めた。
7月2日、中1週で迎えた38戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月14日、中5週で迎えた39戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米田真由美騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月26日、中2週で迎えた41戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月6日、中0週で迎えた42戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米田真由美騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月14日、中5週で迎えた43戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた44戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米田真由美騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月20日、中2週で迎えた45戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田真由美騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（1996年）
1月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田真由美騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月15日、中1週で迎えた47戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米田真由美騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジュボーイに1馬身の差をつけて優勝
1月24日、連闘で迎えた48戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米田真由美騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた49戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米田真由美騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。