ミラーウォーカーズ（2018年生、母キョウエイカプリス）

ミラーウォーカーズ（2018年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バレエの演目より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したキョウエイカプリスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。2022年のながつきステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、モリナガファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって1,188万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月14日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月1日、中6週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクマサンニデアッタに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月7日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

11月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、アラゴナイトに交わされて3馬身差の2着となった。

11月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では閃光のような末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月19日、中2週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエコロマンボを3/4馬身振り切って2勝目を手にした。

4歳（2022年）

2月19日、中8週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のショウゲッコウを3/4馬身振り切って優勝

4月16日、中7週で迎えた9戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのやまびこステークス（福島ダート1150m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のカフェクラウンに1馬身3/4の差をつけて4勝目を収める

5月15日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（中京ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

8月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦でオープンのNST賞（新潟ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた12戦目は、ながつきステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったハコダテブショウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2022年10月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。