ヒズマスターピース（2023年生、母イプスウィッチ）

ヒズマスターピース（2023年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「彼の代表作」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時19歳）と交配したイプスウィッチが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。主な勝ち鞍は2025年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2025年）

9月28日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、6着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のダイユウヴェンティを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月23日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスの赤松賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のポペットに1馬身3/4の差をつけて2勝目を奪取した。