ヒカルトップレディ（2001年生、母セイランパッション）

ヒカルトップレディ（2001年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋頂点＋淑女」。毛色は栗毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時22歳）と交配したセイランパッションが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の4歳。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月14日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3歳（2004年）

6月27日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

8月29日、中4週で迎えた5戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

10月31日、中6週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアローシャインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十1112（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた14戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2十1112（大井ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒオウギにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

5歳（2006年）

4月20日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた18戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、加東市つつじ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた19戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2-2（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた23戦目は、熱走!!なみなみ誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた25戦目は、愛治・カツ子結婚40周年記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた26戦目は、福井県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で熊木良介騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。