ラブストレングス（2005年生、母オーナースズラン）

ラブストレングス（2005年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛＋力。愛の力」。毛色は鹿毛。種牡馬のクリプティックラスカル（当時10歳）と交配したオーナースズランが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田正己。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦6勝。2008年の道営スプリント(地方重賞)に勝利した他、2008年の北斗盃(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑田正己から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、桑田正己から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤信之によって168万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月3日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は446kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミサトフリートに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのグラスワンダー賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのアドマイヤマックス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3歳（2008年）

4月30日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のバンブーエルトリをクビ差振り切って久々の一戦を物にした。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のドラゴンシャンハイに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

6月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上1000万下の潮騒特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8月6日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアトラスシーダーに5馬身の差をつけて優勝

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、サウスヴィグラス賞（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンドーバーに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月7日、中5週で迎えた10戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンドーバーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。