オースミハイエース（2000年生、母オースミスワン）

オースミハイエース（2000年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋強いエース」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時8歳）と交配したオースミスワンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、碧雲牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山路秀則によって2,100万円で落札された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月2日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファーストトウカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に敗れた。