ドライグ（2020年生、母ラヴィーゲラン）

Draig

2020.03.19

ドライグ（2020年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「竜(ウェールズ語)。ウェールズの赤い竜より」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時10歳）と交配したラヴィーゲランが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、奥裕嗣によって1,980万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月28日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフォーサイティドを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。

10月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのヤマボウシ賞（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

3歳（2023年）

5月14日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

6月17日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月5日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、3着に入った。

12月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

4歳（2024年）

4月14日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したサザーランドを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

6月8日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月18日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（8戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。