テイエムメダリスト（2002年生、母レディージーニアス）

テイエムメダリスト（2002年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋メダリスト」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したレディージーニアスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地6戦3勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

7月23日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のアキノミヤビに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月18日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットでしぶとく粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のノーストピアをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月16日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G1の秋華賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レース及びG1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦2勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では伸びが劣勢になり18着に終わった。

4歳（2006年）

6月18日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本美純騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグリーディーに2馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

7月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の栂尾特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本美純騎手（5戦3勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。