ドクタースマート（2013年生、母ドクターベローナ）

ドクタースマート（2013年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋利口で強い」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時12歳）と交配したドクターベローナが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2017年の一般C15。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

6月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

8月7日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず15着に終わった。

9月18日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月28日、中9週で迎えた4戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた6戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったルッセカッテルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月1日、中1週で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた8戦目は、ローズ倶楽部賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月14日、中5週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったレッドブリエに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月18日、連闘で迎えた12戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラインルージュにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（6戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（7戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、レッドヴァローレにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月23日、連闘で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（8戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスズカウエーブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中3週で迎えた17戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るパラレルユニバースを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月26日、中2週で迎えた18戦目は、大千瀬川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったレッドブリエに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（11戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったヴェアリアスボーヤに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（12戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（13戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノブアニバーサリーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた24戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。