ナリタキョウジン（2007年生、母マイクロス）

Narita Kyojin

2007.04.02

ナリタキョウジン（2007年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋強靭」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時12歳）と交配したマイクロスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江渡 繁治。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月28日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（2010年）

4月4日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

6月13日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

8月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では切れる脚を使えず17着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

10月20日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

4歳（2011年）

1月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月20日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三野孝徳騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のビクトリサイレンスをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月7日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。