ウイズフローレス（1996年生、母ラスフローレス）

With Flores

1996.03.27

ウイズフローレス（1996年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時11歳）と交配したラスフローレスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）明成牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1999年のマルチトップ特別。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月9日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

2月6日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

4月11日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のマルチトップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタケデンステイタスに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳500万下（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で蛯沢誠治騎手（9戦1勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で蛯沢誠治騎手（10戦1勝）。17頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた12戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

4歳（2000年）

1月5日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。