シバベック（1985年生、母ホープリマンド）

Shiba Bekku

1985.05.22

シバベック（1985年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハビアスコーパス（当時13歳）と交配したホープリマンドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）日胆渡部牧場。戦績は、中央平地11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

2月6日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のニシケンノーザリーを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下のれんげ賞（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で加用正騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（7戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

7月23日、中5週で迎えた10戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、マルサシングルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月31日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブゼンスワンを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。