エイトキングゴッド（2020年生、母アフロディシアス）

エイトキングゴッド（2020年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「八人の王の神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時13歳）と交配したアフロディシアスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月8日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。17頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

12月4日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着を確保した。

2月11日、中3週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた6戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコンピートバーチェに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月15日、中9週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの南相馬特別（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のテラフォーミングに1馬身1/4の差をつけて制した。

8月20日、中4週で迎えた9戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三陸特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は原優介騎手（2戦2勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた11戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの近江特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

12月10日、中2週で迎えた12戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4歳（2024年）

1月7日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの初日の出賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は原優介騎手（3戦2勝）。17頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。