シゲルチキュウ（2017年生、母アンシェルブルー）

Shigeru Chikyu

2017.01.31

シゲルチキュウ（2017年1月31日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+地球」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時16歳）と交配したアンシェルブルーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって3,240万円で落札された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月21日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のソーユーフォリアを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2020年）

5月30日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

9月6日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

11月1日、中7週で迎えた4戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5歳（2022年）

1月16日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

3月13日、中7週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

5月21日、中9週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

6月25日、中4週で迎えた8戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

2022年6月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。