ニューロジカル（2009年生、母ファーストヴィレッジ）

ニューロジカル（2009年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新しい＋論理的な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時8歳）と交配したファーストヴィレッジが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方35戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上B2。

経歴

デビュー前

日吉正和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月11日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3歳（2012年）

1月22日、中5週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月30日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月7日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクリールブリットを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のラウレアに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のメイショウハウンドに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月26日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモハーヴェストを上がり3位タイの末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

12月1日、中4週で迎えた11戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

4歳（2013年）

3月3日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

4月3日、中3週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルコンコルドを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

6月27日、中2週で迎えた18戦目は、くらら賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたシルクアリオン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月18日、中2週で迎えた19戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた20戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、小野ひまわり特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた21戦目は、“オレンジアロー連 SANDA”特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

11月14日、中8週で迎えた22戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、トルマリン特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた24戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったエルフショットに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2014年）

1月7日、中1週で迎えた26戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、なずな賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のティンパニーをクビ差振り切って6勝目を手中に収めた。

2月18日、中2週で迎えた28戦目は、カペラ特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた29戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、有馬温泉兵衛向陽閣特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

3月27日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたブルースイショウ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月10日、中1週で迎えた31戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

4月23日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた33戦目は、青葉特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったマコトエクサルシスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中2週で迎えた34戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた35戦目は、淡路島たまねぎ特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた36戦目は、姫路さぎ草特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月15日、約3か月半の休み明けで迎えた37戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、近江米特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた38戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、兵庫県産たまご特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた39戦目は、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6歳（2015年）

1月3日、中4週で迎えた41戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた42戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。