フジミダブルベイ（1992年生、母フレーミングローズバド）

フジミダブルベイ（1992年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のストームオンザルース（当時9歳）と交配したフレーミングローズバドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

6月4日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

7月1日、中3週で迎えた2戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハヤテナオコに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4歳（1996年）

4月21日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

6月9日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

6月23日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、市澤正一騎手を鞍上に迎えて、マルチトップ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。