カオス（1993年生、母ダイナスキッパー）

Chaos

1993.05.22

カオス（1993年5月22日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチグローリー（当時7歳）と交配したダイナスキッパーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、中央障害15戦1勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

6月30日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月29日、中5週で迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた7戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

11月23日、中2週で迎えた8戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず16着に終わった。

4歳（1997年）

5月4日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、苗場特別（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月14日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた11戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月16日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月27日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は田口大二郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスクウルフから約13馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサロンミュージックからクビ差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田口大二郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1998年）

3月7日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田口大二郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で田口大二郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で田口大二郎騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月13日、中8週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 雨）に出走。鞍上は7戦連続で田口大二郎騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田口大二郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月19日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田口大二郎騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレスヒーローに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で田口大二郎騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は11戦連続で田口大二郎騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた28戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で田口大二郎騎手（12戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1999年）

2月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田口大二郎騎手（13戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた30戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に56kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。