トーラスシャイン（2021年生、母スターライト）

トーラスシャイン（2021年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「おうし座+輝き」。毛色は栗毛。種牡馬のファインニードル（当時8歳）と交配したスターライトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中克典厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月25日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシアターを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月16日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のロードマイライフに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月31日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上2勝クラスのマレーシアカップ（札幌芝1200m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた4戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの賢島特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。17頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4歳（2025年）

1月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた7戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの周防灘特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のタイキヴァンクールに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上3勝クラスの下関ステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上3勝クラスのアクアマリンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

9月7日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのセプテンバーステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた11戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの初風ステークス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

11月8日、中7週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのキビタキステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本大輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。