ラガーアメニティー（1999年生、母タヤスレディ）

ラガーアメニティー（1999年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時7歳）と交配したタヤスレディが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C。

経歴

デビュー前

2歳のとき、サラブレッドホールから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、奥村啓二によって1,260万円で落札された。

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

9月9日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3歳（2002年）

5月19日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

6月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

4歳（2003年）

1月8日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月31日、中0週で迎えた6戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタッカーアジュディを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月2日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松本幸祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアミフジアオゾラに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松本幸祐騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5歳（2004年）

5月3日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉垣光章騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたユメツクシ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉垣光章騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヤマトマックスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を収める

7月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C8-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で玉垣光章騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマイチオペラを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

7月27日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で玉垣光章騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のテオドロスをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月11日、中1週で迎えた22戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は玉垣光章騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月16日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた25戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で玉垣光章騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。