サガノオジョウサン（2022年生、母ヴォレダンルシエル）

サガノオジョウサン（2022年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のパイロ（当時17歳）と交配したヴォレダンルシエルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はヒサイファーム。2024年の九州ジュニアチャンピオンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒサイファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

土井道隆厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2024年）

7月27日、デビュー戦は川島拓騎手を鞍上に据えて、2歳戦のホープフルデビュー（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ポリスヴィークルにクビ差交わされて2着となった。

8月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のデネブ特別（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったポリスヴィークルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた3戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったパイウルフに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、中6週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るテクノエンジェルを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月1日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳オープンのフォーマルハウト賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川島拓騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3歳（2025年）

4月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングスター特別（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、アニーブレイクに3/4馬身交わされて2着となった。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンの佐賀皐月賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの九州優駿栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のスターマイン特別（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のスターライト特別（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中直人騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中直人騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のグラフを3/4馬身振り切って2勝目を収める

9月7日、中1週で迎えた16戦目は、クロユリ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中直人騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。