アサクラウイング（1982年生、母マリグリツト）

アサクラウイング（1982年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシリコーン（当時20歳）と交配したマリグリツトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中村幸廣。戦績は、中央平地28戦2勝2着3回、地方9戦8勝。1986年の北九州短距離ステークス(オープンハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

12月2日、9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドヒリューをアタマ差制して勝利を決めた。

12月23日、11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2歳（1985年）

7月13日、18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月1日、11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月22日、16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロルパンから2馬身差の2着に敗北した。

10月19日、15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーフットに1馬身半の差をつけて勝利を収めた。

11月23日、16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。14着に敗れた。

12月7日、15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。15着に終わった。

12月22日、16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。14着に終わった。

4歳（1986年）

2月1日、5歳以上1400万下の銀嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

2月22日、5歳以上1400万下の千葉ステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

3月15日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の仲春賞（中山芝1600m 外回り雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4月13日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の春風賞（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

4月27日、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石塚信広騎手。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月18日、5歳以上1400万下の是政特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5月31日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のパールステークス（東京芝1600m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月20日、ハンデ戦で4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小屋敷昭騎手。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月3日、ハンデ戦で4歳以上900万下の西日本スポーツ杯（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

8月17日、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木寿騎手。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したビギナーズラックにクビ差届かず2着となった。

8月30日、4歳以上900万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

9月20日、4歳以上900万下の秋分賞（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡山定夫騎手。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイラブに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月19日、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月2日、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月16日、4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

5歳（1987年）

1月10日、5歳以上900万下の若水特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡山定夫騎手。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

1月31日、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡山定夫騎手。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

2月15日、ハンデ戦で5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡山定夫騎手。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月7日、ハンデ戦で5歳以上900万下の潮来特別（中山芝1200m 外回り小雪/良）に出走。鞍上は石塚信広騎手。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。