ディーレジェンド（2020年生、母ミスヨナ）

D Legend

2020.03.28

ディーレジェンド（2020年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時10歳）と交配したミスヨナが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は熊沢牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、熊沢牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、熊沢牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、イーデン産業によって88万円で落札された。

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2023年）

6月21日、デビュー戦は庄司大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったツルマルタイヨーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中3週で迎えた2戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオトメノワルツに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のビレッジスティールに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の梨の里白岡!白岡美人賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のコキアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアヤサンメルシーに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

10月25日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1二三四ウ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で庄司大輔騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた7戦目は、馬い!淡路玉ねぎうしろ農園発売記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で庄司大輔騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

4歳（2024年）

5月27日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、一般C1四五六ウ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で庄司大輔騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、伸びてきたレインボーポラリス決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月28日、中4週で迎えた9戦目は、パール特別（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で庄司大輔騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた10戦目は、韋駄天走賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で庄司大輔騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

8月26日、中5週で迎えた11戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた12戦目は、馬い!淡路玉ねぎイザナミ記念（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（9戦2勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったハクサンモンチュに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月30日、中4週で迎えた13戦目は、さそり座ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。