アラマサウイン（2010年生、母ゴーンスペクター）

アラマサウイン（2010年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウインラディウス（当時12歳）と交配したゴーンスペクターが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地6戦1勝、地方14戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

1月13日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のメリーウェザーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4月28日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい18着に敗れた。

6月30日、中8週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

8月24日、中7週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。16着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4歳（2014年）

1月18日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた7戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、中村政仁退職記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、春樹・裕子結婚2周年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったデルマボサツにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般A5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた10戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

4月29日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

5月21日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、まーがれっと賞（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた14戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（佐賀ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、向日葵特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた17戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月3日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた18戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、メハジキ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月24日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた19戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた20戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、日本ベンダーネット杯（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。