クリノクロンボー（2013年生、母モカサンデー）

クリノクロンボー（2013年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハムレットの舞台となった城の名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエーシンフォワード（当時8歳）と交配したモカサンデーが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島正広。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川島正広から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、川島正広から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって410.4万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月11日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサフランハートを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月24日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では末脚が冴えず18着に敗れた。

7月6日、中9週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ライブリシュナイトに3/4馬身交わされて2着となった。

8月2日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月7日、中4週で迎えた7戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鈴蘭高原賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

11月30日、中6週で迎えた9戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2017年）

8月23日、約9か月の休み明けで迎えた10戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、静内ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた11戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ダリア特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた12戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（門別ダート1000m 雨/重）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、カラマツ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた14戦目は、寒椿特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5歳（2018年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアラベスクシーズに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したナオトラを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったグランプリシップにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したアジルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月1日、中1週で迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。