エビスドリーム（1999年生、母オープニングラン）

エビスドリーム（1999年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋夢」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時14歳）と交配したオープニングランが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）恵比寿牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

6月22日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

7月21日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

9月7日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg絞って迎えた4戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2003年）

1月6日、中5週で迎えた5戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C5リ（足利ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた7戦目は、一般C5ヌ（足利ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般C5ヌ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大木義一騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた9戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングシップに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川浩文騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石川浩文騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で石川浩文騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石川浩文騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は原口義史騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川浩文騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプロパイロットを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた28戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオステルスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

12月14日、中5週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は原口義史騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモウィンザーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月8日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノコーラルに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月18日、連闘で迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で権藤学騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロマンシアを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で権藤学騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キタサンスイコデンに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月9日、連闘で迎えた40戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で権藤学騎手（11戦1勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた41戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で権藤学騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。