エビスホウシュウ（2006年生、母エビスクレバー）

エビスホウシュウ（2006年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋豊州」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時18歳）と交配したエビスクレバーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）恵比寿牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害3戦0勝、地方8戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2八。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月30日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

3歳（2009年）

1月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月2日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた8戦目は、未知の駒会メンバーズカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月1日、連闘で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャインレジーナを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

11月8日、連闘で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブライティアヘアーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

11月15日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したルラパンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月23日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサニングダンディーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジュテをアタマ差振り切ってファンの期待に応えた。

4歳（2010年）

3月28日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月9日、中5週で迎えた16戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。