イースタンブリーズ（1986年生、母アズマエンプレス）

Eastern Breeze

1986.05.02

イースタンブリーズ（1986年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシーホーク（当時23歳）と交配したアズマエンプレスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は（株）グリーンファーム。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

12月11日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

3歳（1989年）

2月12日、中6週で迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた10戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。