マコトギャラクシー（2007年生、母マコトスズラン）

マコトギャラクシー（2007年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋銀河」。毛色は栃栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時6歳）と交配したマコトスズランが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地28戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の千葉日報杯(1000万下)。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月23日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったマイネルトレースに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のチャンピオンハーレに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月26日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトーセンルーチェを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の伊勢佐木特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下のシャングリラ賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の千葉テレビ杯（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（5戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したダイワファルコンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4歳（2011年）

1月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の頌春賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の東雲賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエーブチェアマンを3/4馬身振り切って3勝目を挙げた。

5月29日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のむらさき賞（東京芝1800m 雨/不良）に出走。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた16戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の鹿野山特別（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の千葉日報杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のトランスワープに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

9月11日、中8週で迎えた18戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のレインボーステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したカワキタコマンドにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月25日、中1週で迎えた19戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた20戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の甲斐路ステークス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2012年）

1月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（9戦3勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

2月5日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の早春ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた23戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のスピカステークス（中山芝1800m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の常総ステークス（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

5月5日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月15日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、3歳以上1600万下のレインボーステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（11戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

7歳（2014年）

3月23日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた28戦目は、4歳以上1600万下の韓国馬事会杯（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（12戦3勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。