アカデミーアワード（1992年生、母ロイヤルアカデミー）

アカデミーアワード（1992年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキャロルハウス（当時7歳）と交配したロイヤルアカデミーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦2勝。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月5日、デビュー戦は寺島祐治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサンデードリームを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3月19日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（1996年）

4月21日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手（3戦1勝）。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のエストレヤを半馬身振り切って休養明け初戦を物にした。

5歳（1997年）

1月25日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。