アンカーズアウェイ（2011年生、母サトルスマイル）

アンカーズアウェイ（2011年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「錨を揚げろ」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時13歳）と交配したサトルスマイルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の一般C11。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、谷掛龍夫によって2,257.5万円で落札された。

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月19日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

5月31日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

10月1日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

11月3日、中0週で迎えた6戦目は、3歳C13（名古屋ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したマヤノブリッツを差し切れず、2馬身差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4歳（2015年）

1月1日、中5週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、市川豊馬術一級審判員賞（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた13戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のセイランマジックに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったブレイズゴールドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中3週で迎えた15戦目は、祝☆千葉謙一誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた16戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（7戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた17戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた20戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアイハヴアドリームに2馬身の差をつけて2勝目を収める

8月19日、中4週で迎えた21戦目は、ミヤマリンドウ特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた22戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコスモスティキンに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月9日、中1週で迎えた23戦目は、市川雄介騎手を鞍上に迎えて、ゴマナ特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は八木直也騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったモナルカに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた25戦目は、イワイチョウ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネグリンダに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月6日、中1週で迎えた27戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（6戦3勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で八木直也騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で八木直也騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5歳（2016年）

3月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた31戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた33戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上弘樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上弘樹騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた37戦目は、公洋・眞莉子結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上弘樹騎手（14戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。