アルファユラナス（2002年生、母アカデミークイン）

アルファユラナス（2002年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋天王星」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時14歳）と交配したアカデミークインが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は桑原牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C14。

経歴

デビュー前

当歳のとき、桑原牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月9日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月22日、中5週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

8月14日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2006年）

1月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C27（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズロバリーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた7戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた8戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノエリザベートに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた13戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月11日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

12月23日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5歳（2007年）

6月30日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のいわき特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず17着に終わった。

9月30日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

11月4日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず15着に終わった。