サマーアドバンス（2006年生、母オンワードセーマ）

サマーアドバンス（2006年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋前進」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時18歳）と交配したオンワードセーマが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本俊博。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本俊博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって157.5万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額900万円（4.5万×200口）で一口馬主が募集された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月15日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったレッドスパーダに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサトノロマネをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2009年）

5月10日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月6日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。