ゴーゴートップラン（1998年生、母スーパーサファイヤ）

ゴーゴートップラン（1998年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時15歳）と交配したスーパーサファイヤが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高瀬敦。戦績は、地方15戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3三四。

経歴

デビュー前

2歳のとき、石田正敏から「大崎市場サラブレッド3歳」に上場され、釘田浩志によって315万円で落札された。

柿本政義厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2001年）

10月15日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は471kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2002年）

2月25日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るタケデンシンデレラを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月2日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のキョウエイフトユロに5馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

5歳（2003年）

1月20日、中6週で迎えた5戦目は、一般C3七ア（船橋ダート1400m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のダイカツハピコに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月7日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

3月28日、中6週で迎えた7戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のセリノベガを半馬身振り切って4勝目を獲得した。

4月15日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグンマコージンを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

11月12日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、オートジュンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月3日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、オートビジンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマドンナソウルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月2日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったキンカクホウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月25日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月31日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。