ローランメモリー（2004年生、母ローランミーティア）

ローランメモリー（2004年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋記憶」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデヒア（当時13歳）と交配したローランミーティアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のホープフル。

経歴

デビュー前

佐藤雅彦厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2006年）

7月30日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンサンテーストに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月27日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンストンリアルに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中3週で迎えた3戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

10月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

12月10日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた6戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が悪くなり17着に終わった。

3歳（2007年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月10日、中6週で迎えた8戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、かすみ草特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、スポーツニッポン賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた10戦目は、はまゆう特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。