ワンダーアリス（2012年生、母カクテルウィッシュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、セントラルファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、戸島純一によって31.5万円で落札された。

2歳（2014年）

11月21日、デビュー戦は吉本隆記騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は390kg。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3歳（2015年）

3月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた10戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フェイスレジェンドに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山崎真騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4歳（2016年）

5月30日、約5か月半の休養明けで迎えた18戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺島憂人騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島憂人騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、ハイビスカス賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で寺島憂人騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた22戦目は、閃光賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺島憂人騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で寺島憂人騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3七八（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で寺島憂人騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で寺島憂人騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアナログガールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で寺島憂人騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月18日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で寺島憂人騎手（9戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のネコグンダンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月2日、中1週で迎えた28戦目は、旋風賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で寺島憂人騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し速いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレースエアーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月9日、中4週で迎えた29戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、頑張れケンケン生誕祭（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、ロクアイドラゴンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2017年）

1月1日、中2週で迎えた30戦目は、寒風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のギンマクデビューに3馬身の差をつけて優勝

1月11日、中0週で迎えた31戦目は、船橋にんじん、枝豆、なしカップ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡紀騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったナリユキマカセに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡紀騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡紀騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシミケンラブに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

3月16日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡紀騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた35戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡紀騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

4月11日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡紀騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシュガーラッシュに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。