ニューステソーロ（2021年生、母クリーミーボイス）

ニューステソーロ（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカの河川名+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したクリーミーボイスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は下屋敷牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下屋敷牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって2,970万円で落札された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月13日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエリカサファイアに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2024年）

1月8日、中9週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

4月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた5戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、カンティアーモにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月15日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの三浦特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月17日、中8週で迎えた8戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のトロピカルティーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月20日、中8週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの山中湖特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフォーザボーイズに1馬身1/4の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月10日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上3勝クラスのユートピアステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4歳（2025年）

2月9日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上3勝クラスの初音ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた12戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの難波ステークス（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

6月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのむらさき賞（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原明良騎手（5戦1勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入った。

6月28日、中3週で迎えた14戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのバーデンバーデンカップ（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

10月19日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの甲斐路ステークス（東京芝1800m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた16戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのハロウィンステークス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。