サンライズタカオー（1997年生、母ラブリーサンライズ）

サンライズタカオー（1997年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時12歳）と交配したラブリーサンライズが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害3戦0勝、地方35戦19勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の九千部賞(C1)。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月8日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝2000m 雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（2001年）

7月15日、約18か月の休み明けで迎えた3戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた5戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で高橋康之騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月10日、中6週で迎えた7戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスサンフェスタに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクインプレスに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月17日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングムーンに約14馬身の大差をつけて3勝目を収める

5歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシビノペガサスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリールエンペラーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノハートに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月17日、中6週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドキャッスルをクビ差制して圧巻の7連勝を決めた。

5月4日、中6週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキープアットライフに2馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアスワンゴールドに1馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

6月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナムラシンボルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて10連勝を達成した。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキノハートに5馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

7月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキノハートに3馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

8月16日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤッシャーンに4馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

9月7日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサイレンスアスカに7馬身の差をつけて連勝数を14に伸ばした。

9月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレートタッチに7馬身の差をつけて連勝数を15に伸ばした。

10月20日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャパンドーターに6馬身の差をつけて連勝数を16に伸ばした。

11月9日、中2週で迎えた23戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサンライズサクセスを3/4馬身振り切って連勝数を17に伸ばした。

11月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイウンアイドルに2馬身半の差をつけて連勝数を18に伸ばした。

6歳（2003年）

2月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（11戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シンボリテキサスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（12戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサンデーコウジをアタマ差振り切って制した。

4月19日、中5週で迎えた27戦目は、3歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（13戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、オパール特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（14戦12勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（15戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチクシダンディにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中2週で迎えた30戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、市房山特設（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7歳（2004年）

1月5日、中3週で迎えた31戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベルガモットシールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた32戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた33戦目は、福寿草特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた34戦目は、マーガレット特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた35戦目は、バイオレット特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノボルドーを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた36戦目は、すみれ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカリレジノイドにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月24日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた38戦目は、周防灘特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた39戦目は、3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた40戦目は、3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた41戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、錦江湾特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。