ヌーヴェルソール（2022年生、母グロリアフライト）

ヌーヴェルソール（2022年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「新しい(仏)+太陽(西)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフォーウィールドライブ（当時5歳）と交配したグロリアフライトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大北牧場。主な勝ち鞍は2025年の特別編成(一般C2九)。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月22日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

3歳（2025年）

1月19日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

10月7日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた9戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィエールガールに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、あいちんおめでとう!上原亜衣生誕記念!（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、レフィナードに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。