グランアクトゥール（1998年生、母スイートルノワール）

グランアクトゥール（1998年5月16日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時11歳）と交配したスイートルノワールが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,365万円（13.65万×100口）で一口馬主が募集された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

6月16日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマーベラスブレーヴを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。