ブルベアエイプス（2014年生、母フェイストウショウ）

ブルベアエイプス（2014年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋猿」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時11歳）と交配したフェイストウショウが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。主な勝ち鞍は2018年の一般C2五六七。

経歴

デビュー前

1歳のとき、トウショウ産業トウショウ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、トウショウ産業トウショウ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって432万円で落札された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

9月24日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2017年）

1月8日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は坂井瑠星騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月26日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月23日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月9日、中6週で迎えた11戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月14日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のツェッペリンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた16戦目は、奇跡のSPAT4プレミアムポイント賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた17戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったジャズコンボに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

4月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るホワイトキングダムを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた21戦目は、開成町阿波おどり特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、緑風特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた23戦目は、入梅特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた24戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、春日部WMB10周年記念（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた25戦目は、祝還暦!武本和彦まだギラギラしてます記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた26戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。