アルーア（2009年生、母アルーリングアクト）

アルーア（2009年2月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「魅力、魅惑」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時7歳）と交配したアルーリングアクトが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月19日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は436kg。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3歳（2012年）

4月29日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に敗れた。

7月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月25日、中5週で迎えた5戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。