ゴールデンウィル（2001年生、母Looking for Gold）

ゴールデンウィル（2001年4月11日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金の意思（母と近親馬シーキングザゴールドより連想）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のSadler's Wells（当時20歳）と交配したLooking for Goldが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3。

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にて総額5,800万円（11.6万×500口）で一口馬主が募集された。

桜田勝男厩舎（盛岡）へ入厩。

4歳（2005年）

6月4日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は505kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲイリーハニーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中3週で迎えた2戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパープルタンゴを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。